整体

整体の起源にはさまざまな説がありますが、およそ2千年前に誕生した中国の「椎拿（すいな）」が、発祥であるという心積もりが一般的となっています。

肩こりや腰痛の治療で施されるほか、リハビリテーションの場などでも用いられています。

加えて根本的なきっかけを改善するといった考え方も、西洋医学に近いとされています。

これらの技術が日本に解説された場合に、日本武術の手技療法や中国の推拿がミックスされて、日本独自の整体技術が確立されたとも言われています。

ついでに「整体」という会話自体は、体を整えることを意味する、日本で生まれた造語となっています。

日本人は外国から取り入れた技術をひと工夫して、独自の技術に確立するというのが得意な民族のため、複数の種類の手技が合わさって確立されたという説は、説得力も高くなっています。

その他にも説では、1874年にアンドリュー・テイラー・スティル氏によって発表されたオステオパシーや、欧米のカイロプラクティックなども関係しているとされています。

推拿は現在でも中国で施されている、骨格や筋肉のバランスをすり合わせする手技療法の1つとなります。

それ故施術には、カイロプラクティックの手技によく似たものも数多くあります。

このように現在も進歩し続けているのが、整体のもち味だと言えます。

また整体のベースというのはそこそこ確立されてはいますが、医院によっては、整体師が独自に開発した手技を施しているところなどもあります。

横須賀 むち打ち