カウンセラー
心理カウンセリングにおける折衝援助は、臨床心理学を学問的基盤としたものであるのに対し、メンタリングは必ずしもそうとは限定しず、日常的・経験的・人間的な折衝援助も内蔵される。
心理カウンセリングが自発的な理解や洞察への到達を目的のひとつとしている点と、メンタリングが自発的な向上・発達を促す点は両者の類似するところである。
一方、取り扱う題材は、心理カウンセリングが精神疾患や心身症、精神心理的問題・不適応行動などの援助・改善・防止・研究、あるいは人々の精神的健康の回復・保持・増進・教育と多岐にわたるのに対し、メンタリングは人材育成の方面に特化している。
したがって、メンタリングはキャリア製作の文脈で用いられる事が多々ある。
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